本当の出会いには、本気と覚悟が必要だ。
知りたい、見たい、出会いたいと切望したものはなんだったのか…

「ジャポネジーネ」
ピエモンテ産ヘーゼルナッツとモンフェラートのアーモンド、
少しのアプリコットの種。
高温のオーブンで短時間で表面のアーモンドをパリッと焼いて香ばしく仕あげ、
チョコレートを挟む。

イントラというマジョーレ湖沿いにある、イタリアとスイスの国境に近い街。
そこの郷土菓子「イントレジーネ」

レストランで修行中、休日はその街のクッキーを発祥させたと言われる
老舗の菓子屋に潜り込んで粉まみれになりながら、焼き菓子を手伝いました。
イタリアで過ごす時間を一刻でも無駄にしたくないという気持ちです。
その仕事ぶりが認められて、焼き菓子職人の空きが出た際には、採用していただきました。

それが、今の私になってしまう一つの大きなきっかけ。
日本へ帰った際は、ぜひ「ジャポネジーネ」と呼びなさい。
と、伝授していただきました。

いったい、いつになるのでしょうか…